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アービトラージとは

アービトラージとは裁定取引とも呼ばれます。サヤ取り、サヤ抜きと呼ばれることもあるようです。

アービトラージは英語で(arbitrage position)とは、金利差や価格差を利用して売買し利鞘を稼ぐ取引のことです。

古くは、商業取引に端を発します。

ある場所ではありふれていて安い商品が、ある場所ではきわめて貴重で高値で取引されていたとします。

安いところで買い、高いところに持っていって売るというだけで、利益を得ることができます。

たとえば水は通常では安いですね。

これは希少性が乏しいことによるものです。

しかし、この同じ水を砂漠に運んでいけば、これを高値で売ることができます。これは砂漠では水の希少性が高いことによるものです。


観光地の自販機の値段が高いのも同じ理屈です。

金融取引が活性化してくると、金融の世界でも同じような取引が生まれました。金利の低いところで金を借り、金利の高いところで貸し出せば、元手が少なくても多額の利益を手にすることが出来ます。

このような取引が行われる結果、価格(金利)の低いところは需要増大で価格(金利)が上がり、価格(金利)の高いところは供給増大で価格(金利)が下がるわけです。

次第に価格差や金利差は収斂していく。特に価格が収斂していくことを法則として、一物一価の法則といいます。

同じ品質(財の同質性)の二つの商品に異なる価格が成立していることが知られている(完全情報)場合、両者の価格差は裁定取引の対象となりえます。裁定取引の対象となるまでは、分断された別々の市場として別の価格がついていても、対象となれば価格が収斂していくので、裁定取引には市場の接続、あるいは拡張の効果があることになります。こうすることで、より必要なところへ必要なものが供給され経済の資源配分が効率的になります。

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