デイトレード カリスマトレーダーの登場
日計り商いは、デイトレードという言葉が生まれる以前から、日本でも可能な手法ではあるにはありました。デイトレードは米国で広がり、デイトレードによる破産者の増加、それによる事件などの社会問題にもなりました。
しかし、売買手数料の高かった時には、証券会社のディーラーでもないかぎり、数Tick(値幅)だけを目標として利ざやを稼ぐ手法そのものが難しかったのが実情です。しかし平成13年の金融ビッグバンによりループトレードの解禁と手数料の自由化などをうけ、いわゆるデイトレーダーが活躍できる素地がうまれたものです。2003年頃から一般人にも浸透しはじめ、参考書籍が棚を埋めるようになり始めます。カリスマトレーダーの登場も、この頃といえるでしょう。
証券会社同士の競争激化による、手数料の値下げ、サービスの個性化なども加速しました。
手数料が自由化された後、証券会社は競うようにして売買手数料の値下げをおこない、また個人口座獲得のための営業戦略などもあって、これまで個人投資家では不可能だったデイトレードに注目が集まることになりました。また、証券会社は個性的な独自サービスを競い、プロに近いチャートソフトを契約者に提供しました。
しかし2007年頃になると、ライブドア・ショック以降の新興市場の低迷などから、日計り商いは減少傾向にあり、持ち越される取引が増えるようになりました。
SBIイー・トレード証券、松井証券、楽天証券、マネックス証券、カブドットコム証券の5社が調査した結果、2005年12月をピークに月間の平均売買回転率は半分近い値にまで低下しています。